法律に強くなりたい!社会人からでも学び直せる大学編入を選択肢に入れよう

法学部に向いてる人は?社会人からでも遅くはない

弁護士を目指しているそこのあなた、法学部のある大学への「編入」、目指しませんか。というのも、弁護士を目指している人は、法学部に編入する人が多い傾向にあるのです。法を学ぶことができる大学に編入することは、社会人になってからでも遅くありません。法律に関する専門知識は、若いうちに覚えても損はありませんが、知識が本格的に活きてくるのは大人になってからです。

ここでは、人気ある法学部への編入を目指す受験生に向けて、編入の魅力をお伝えしていきます。


社会人から法学部の編入を希望するのはどんな人?

レトロ感のある天秤

法学部は、覚える必要のある専門知識が膨大に存在しますが、丸暗記が得意だからといって法学部に向いているとは一概に言えません。むしろ、法学の本質に目を向けようとしたり、理解を深めようとする人にこそ向いています。

それでは、社会人から法学部への編入を希望するのはどのような人なのでしょうか。以下に、法学部の編入試験を受けた方からよく出てくる理由を挙げてみました。

  • 社会問題に関心がある人
  • 資格を取得したい人
  • 社会人になって法律の重要性に気づいた人
  • 論理的に考えるのが好きな人
  • 社会で生き抜く力を身につけたい人

このように様々な方が編入を希望しています。それぞれ詳細を見ていきましょう。

社会問題に関心がある人

社会に出てリアルな人間関係に飛び込んだことで、人権問題の実情を知ったり、いじめのような問題について真剣に考えている人は編入を希望する傾向にあります。法学部に編入すれば、人権やいじめなどの問題の理由はどこにあるのか、また、法学部で得られる知識を活用してどのような対処ができるかを研究できます。

資格を取得したい人

大学編入試験情報が満載資格取得できれば、社会に戻る際に強力な武器が手に入りますし、自分や家族、友人がトラブルに巻き込まれても、法律で対処できる可能性が高まります。

法律はその知識を活かせる場面が多く、国家公務員になれる可能性もあるので、法学部は公務員への転職者にも選択されます。

社会人になって法律の重要性に気づいた人

法律は権利を守る為のもので、実際の社会においては身を守る手段になりますし、大人になってから特に知識の必要性が増すことになります。そのため、社会人になってから、法律に関する知識の重要性に気がつき、関心を持つようになった人は編入を希望します。

論理的に考えるのが好きな人

論理的に考えることが好きで、六法全書にも抵抗感がないような人はぜひ法学部への編入を検討しましょう。法律といえば六法全書ですが、法律は事細かに明確に書かれているようで、実は抽象的なものが殆どです。法律を理解するには、過去の判例や実際の社会と照らし合わせて読み解き、解釈したり、将来的にも通用するかなどを考える必要があります。法律を学ぶことで論理力と説得力が身につくので、社会人になって「説得力あるプレゼンができない」「うまく状況を伝えられないことがある」という場面があった方は、再び社会に戻った時、法学部での学びが活かされるでしょう。

社会で生き抜く力を身につけたい人

法学部は、理解する努力を苦にする人にとってはハードルが高い学問です。ですが自分を超えることができれば、法学部で法律を覚えて実際生活に適用できるスキルが身につき、おかしいと思ったことに自信を持ってNOといえるようになります。何かと厳しい社会を生き抜く力が手に入るのです。

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編入試験の内容

法法学部の編入試験は、大学によって内容が異なりますが、一般的には英語や小論文、専門試験で構成されている傾向にあります。

英語

法学部の編入試験は英語の難易度は高く、一般的な大学入試の英語と違って和訳や英訳が多くなり、実践的な実力を問われる内容になります。また、法学に関する専門用語が出てくるため、英語の知識に加えて、法学の知識も蓄える必要があります。例えば、法学の論文や著書などから出題されたり、海外の法律の判例なども出ることがあるので、日頃から法律関連のサイトを見たり、判例も英文で読めるようにしておきたいところです。

試験本番では、持ち込める辞書が限られていることがほとんどなので、予め持ち込み可能な辞書を確認して、いつでも素早く引けるようにしておくことが大切です。

小論文

小論文は社会問題などについて論述します。自分の考えをまとめて述べる形式での出題が多いです。世界を揺るがしたニュースや実際に起こった社会問題など、その年によって出題の内容が大きく異なることがあるので、最新の情報は定期的にチェックしましょう。

大学編入試験サクセスでは、大学編入の志望理由書作成・論文対策に役立つワークを揃えています。学部別に傾向を抑えた内容なので、効率よく必要なスキルを身につけることが可能です。

また、論文対策は、付属のMP3プレーヤーで、法学に関する用語を講師が解説しているので、通勤時間等を活用して、スキマ時間に勉強できるので、ぜひご活用ください。

専門試験

専門試験は憲法や民法、刑法といった科目から出題されることがほとんどです。1つ分野を掘り下げていくというより、法律に関する広範囲の理解度を測る傾向です。そのため特定分野の法に詳しくても、専門試験を無事にクリアできるとは限らないので、偏りが出ないように基礎からしっかりと頭に入れることが大事です。


法学部の特徴と魅力

法律

学んだことを実生活に活かせる

社会人になってから法学部に編入する魅力として、身の回りの社会問題の発生を防いだり、解決する手段がより実践的に身につくことが挙げられます。社会生活で役立つ実用的な専門知識が身につくので、社会の見方や社会で起こっていることの捉え方も変わります。日常生活と法律を結びつけて考えたり、問題が起こりそうな時や起こった場合に速やかに対処できるようになります。

社会の仕組みや政治のあり方も学べるため、社会人として成長できる上に、法律の活かし方が分かる人になれます。

社会人にとって必要なスキルが身につく

法学部に編入すると、毎日のように条文などの文章を読むことになるので、嫌でも読む力や論理的な思考力が高まります。当然ながら記憶力もアップしますし、何か説明をする時に分かりやすく、説得力を持って話せるようにもなるでしょう。

将来的な目標を持っている人にとって、法学部は成長を実感して将来の可能性が広げられる場です。特に、公務員に転職したいと考えている人にとっては、試験においても実際の現場においても有利になる学問なので、編入すれば公務員試験に役立つ専門知識が体系的に効率良く学べます。もちろん、法学はあらゆる場面で役立つので、公務員以外の転職の選択肢も広がります。

卒業後に役立つおすすめ資格は?

助言するスーツの男性

法学部で得られる資格は様々です。中でも国家資格は、就職や転職に役立つものが多いので、どれか1つは持っておきたいところです。ここでは、特におすすめする資格を紹介します。

弁護士・司法書士

弁護士や司法書士はトップクラスの難易度を誇る国家資格で、弁護士に至っては5千時間を超える勉強時間が必要になります。合格率が30%を切ることもあるので、勉強漬けの日々を送らなければ合格するのは難しいです。司法書士は、勉強時間こそ弁護士の半分程度で済みますが、合格率の低さは1桁台と難関です。

しかしどちらも卒業後に役立つ資格として文句なしですので、法学部に編入してしまいさえすれば、仲間と競い合いながら、講義を受けながら知識が自ずと身についてきます。

宅地建物取引士

勉強時間や難易度を考慮すると宅地建物取引士は狙い目です。宅地建物取引士に合格すれば、不動産取引における重要事項の説明業務ができるようになります。難易度に対して合格率は15%前後と低めですが、これは受験資格が特に設けられていないため、法律の知識に乏しい人でも受験できてしまうのが理由です。法学部で学び卒業した人なら、難しくありません。数字にあらわれる合格率よりも高い確率で合格を目指せるでしょう。

宅地建物取引士は不動産業界でのみ活きる資格だと思われがちですが、金融業界でも重宝されるのでおすすめです。

ほかにも行政書士や社会保険労務士など

行政書士や中小企業診断士、社会保険労務士といった資格も人気があります。難易度はどれも同等ですが、必要な勉強時間としては、行政書士は500時間以上、中小企業診断士や社会保険労務士は約1千時間といったところです。

行政書士の資格を得たら、官公庁に提出する書類の作成や提出代行業務が可能になり、1万種類を超えるといわれる書類が扱えます。中小企業診断士は経営者に対するアドバイス、補助金の申請サポートなどができる資格ですが、就職や転職が有利になるメリットもあります。社会保険労務士は就業規則や社会保険を扱う資格で、労働法などに精通するスペシャリストになれます。

法学系の大学で可能性を広げよう

法学系の大学は取得できる資格が多いので、社会人からでも大学編入して法律を学べば、将来的にできることが大幅に増えます。できることが増える=自分の可能性が広がるため、今以上に社会に役立てる人材になれます。

編入試験も卒業も決して簡単とは言えませんが、得られるものを考えると挑戦するだけの価値は間違いなくあります。


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