公務員試験合格にはどれほどの勉強が必要?スケジュールや勉強方法

独学でも合格できる! 自治体別問題集で最短対策を

数多くの自治体で受験資格の年齢制限が59歳未満へ引き上げられたことから、社会人の間でも公務員試験は注目されています。社会人経験者を対象にした公務員試験を目指す人の中には、独学にするか、予備校を選ぶか悩んでいる人も多いでしょう。

今回は社会人が独学で公務員試験合格を目指す理由、勉強スケジュールや対策方法についてご紹介します。

社会人から独学で公務員試験合格を目指す3つの理由

テレワークする女性

社会人として働きながら、独学で公務員試験合格を勝ち取ることは可能です。ここでは、独学で公務員試験合格を目指す3つの理由を以下のとおりご紹介します。

  • 対策にかかる時間や費用を抑えられる
  • 独学力は一生の財産になる
  • 独学力は自己PRとして使える

では、それぞれについて見ていきましょう。

対策にかかる時間や費用を節約できる

独学と予備校の大きな違いは、対策にかかる時間や費用です。近年では、予備校にも通学以外にもWeb通信講座やオンライン講義が設けられています。予備校の良さは、質疑応答などきめ細やかなフォローアップを受けられる点です。

しかし独学と比べると、予備校という選択肢は以下の点で社会人にとっては負担が大きいといえます。

  • 入会金を含め、受講料や教材費が高い
  • 時間のない社会人は、生講義を聞く時間を工面しづらい

社会人でも家族を抱えているなど、さまざまな理由で十分な貯蓄がない人も多いでしょう。残業が多く、思うように講義を聞く時間を確保できないケースもあります。

独学であれば、自分のペースかつ少ない費用負担で対策が可能です。公務員試験を思い立ったら、いつでも勉強をスタートできるので、入校日を気にする必要がありません。

弊社が販売する公務員試験の採用試験問題集なら、公務員試験に頻出する問題の要点を学べるので、忙しい社会人でも効率よく対策できます。

独学力は一生の財産になる

市役所職員採用試験情報世界的な感染症の感染拡大など社会情勢が混迷を極めている現在では、未来を切り開く力として独学力が注目されています。独学力とは、やり方を工夫し自分の力で考え抜く力のことです。

学校や予備校での勉強とは異なり、自分でやり方を工夫し学ぶ方針をたてる独学は、心理的にハードルが高いかもしれません。しかし独学の基礎を鍛えておけば、自分の伸ばしたい分野ができたときにスムーズに対応できます。

「自立した国・地方関係の確立」という政府の方針のもと、90年代から行政も変化しているため、公務員でも独学力は必要です。公務員試験対策を通じて荒波を乗り切る独学力を身につければ、一生の財産になるでしょう。

独学は自己PRとして使える

面接試験では教養試験の手応えや、公務員試験に臨むにあたってどのような対策をしたか質問されることがあります。

費用・時間にかかる負担を軽減するために独学を選んだ経験は、社会人向けの面接試験での自己PRにぴったりです。自らの経験をもとに、自己管理能力の高さをしっかり面接試験でアピールしましょう。

働きながら独学で公務員試験を目指す勉強スケジュール

朝食のコーヒー

独学で公務員試験合格を目指す社会人は、勉強スケジュールを立てる前に、次の情報収集から始めましょう。情報は勉強の方針をたてる上で重要です。

  • 受験資格
  • 公務員試験の日程
  • 出題科目・問題
  • 試験の形式

情報収集したら、独学に向けた勉強スケジュールを立てます。ここでは、勉強時間やスケジュールについて見ていきましょう。

勉強時間を確保し毎日のスケジュールを組もう

忙しい社会人が活用できる時間は、次のとおりです。

  • 起床後、頭のスッキリしている出勤までの時間
  • 通勤時間や仕事中の昼休み・移動時間などのスキマ時間
  • 出勤の必要がない休日

プレッシャーのある環境で働く社会人は、朝に勉強時間を確保するのがおすすめです。仕事がある日の勉強スケジュールは、次のようなイメージです。

  1. 起床後30分から1時間、「判断推理」あるいは「数的推理」に取り組む
  2. 通勤時間や昼休みを利用して「文章理解」や「社会科学」に取り組む
  3. 帰宅後、30分〜1時間、「判断推理」あるいは「数的推理」に取り組む

公務員試験で最も配点が高く、合格を左右する科目が「判断推理」です。「数的推理」は解法パターンを身につける必要があります。この2科目は、特に重点科目ですので勉強時間を長めに取るように心がけてください。

スキマ時間の有効活用にぴったりな方法が、いつでも切り上げられる「聞き流しによる学習」です。時間や場所を問わず、手軽に勉強に取り組めます。休日は論文試験対策や、余力があれば仕事がある日に勉強した内容の復習に費やすと良いでしょう。

公務員試験の膨大な出題範囲をすべて勉強するとなると、膨大な時間が必要です。そこで社会人は、出題傾向を要領よく学べる教材を選びましょう。独学の効率化に役立つ教材といえば、弊社の公務員試験 要点解説講座がおすすめです。

直前対策は志望自治体別の試験合格セットがおすすめ

公務員試験まで3か月を切ったら、直前対策にぴったりな模擬形式の問題集で仕上げをしましょう。弊社、公務員試験サクセスでは、「教養試験合格セット」を提供しております。

セットの内容は、自治体が実施する教養試験の出題傾向のほか、次の点に合わせた最新版の模試形式の予想問題集です。

  • 出題形式
  • 出題数
  • 試験時間

セットに含まれる「合格レベル問題集1〜6」の難易度は同じレベルで、1冊あたり2回分の教養試験模試が収録されています。6冊すべてを活用して対策すれば、より実力がつく内容です。解答・解説がついているので、独学でも理解を深められます。

志望する自治体別に効率よく対策できるので、ぜひ「公務員試験サクセス」をお役立てください。

【受験専門サクセス】

<公務員採用試験 合格体験談>

福岡県 T・Nさん
勉強苦手な社会人が、なんと合格!秘訣は公務員要点解説講座と自治体別問題集

安定した就職のため、市役所への転職を決めました。私は学生のころから勉強、特に数学が苦手で、数的推理や判断推理の試験があるのがかなりのハードルでした。こんな私でもなんとかなる教材はないかと市役所職員の友人に相談して教えてもらったのが、公務員試験サクセスの合格セット問題集でした。

志望の自治体専用の予想問題集と、解法ポイントがまとまった要点解説講座のセットなのですが、要点解説講座は大事な公式の使い方などが分かりやすく詰まっていて、私でも理解できる内容でした。解法を使って自治体別問題集を取り組むと、数的推理や判断推理でも何とか解くことができて驚きでした。

おかげさまで合格することができ、友人とサクセスさんに感謝しています。

独学で公務員試験対策をする方法

採用候補者を検討する

ここでは、公務員試験の合格を独学で目指す方に向けて対策方法をご紹介します。

社会人経験者向けの教養試験対策

教養試験の対策ポイントは、出題数が多く配点が高い科目を中心に勉強することです。特に判断推理や数的推理は、ある程度の勉強時間も要求されるので、時間を確保して取り組みましょう。

公務員試験サクセスの公務員要点解説講座なら、16年間の試験データから抽出された頻出問題の解法を要領よく学べます。重要なポイントのみを凝縮した音声解説を聞き流しすれば、スキマ時間も有効活用できるためおすすめです。

社会人経験者向けの論文試験対策

社会人経験者にとっては、教養試験の出来も重要ですが、論文試験も同じくらい配点が高いのでしっかり対策しましょう。社会人経験者には、行政が抱える問題解決のために活かせる知識と経験を求められるので、経験論文試験を想定した対策が必要です。

過去を振り返り職務経歴の整理をしたら、合格につながる論文の見せ方は「公務員試験サクセス」にお任せください。「公務員論文最強ワーク」なら最短10日間で、志望する自治体に好印象を与えられる合格レベルの論文作成のポイントが身につきます。

また職務経歴の整理をして経験論文試験に向けた対策をすると、面接における自己PRや志望動機作成がスムーズです。

社会人経験者向けの面接試験対策

社会人経験者向けの公務員試験では、面接試験の配点が非常に高い傾向です。自治体の募集要項を確認すれば、配点の高さから最も重要視されている試験だとわかるでしょう。面接試験は2度にわたって実施されることもあるので、十分な対策が必要です。

各自治体は、即戦力として活躍できる専門性の高い人材を求めている観点から対策する必要があります。自己PRと志望動機は、抑えておくべき頻出の問題です。

面接では、願書や経験論文に書かれた内容をもとに質問がなされます。そこで「公務員願書+論文最強ワーク」を活用して、なんども書きながら対策するようにしましょう。

公務員試験サクセス」では、教養試験対策をスタートする時点で「公務員願書+論文最強ワーク」を活用するようおすすめしています。人物重視の公務員試験で合格を勝ち取るためには、入念に準備された面接官の印象に残る自己PRと志望動機の作成が必須です。

独学で公務員試験に合格するポイントは要点の勉強

時間や対策予算の限られた社会人が、公務員試験合格を独学で目指すことは可能です。公務員試験において教養試験の出題範囲は広いことから、要領よく要点をしぼって対策する必要があります。

まんべんなく対策しようとすると、1年間の準備期間を設けていても足りないくらいです。社会人経験者の採用においては、職務経験が非常に重要視されており、論文や面接の対策も時間をかけて入念に行いましょう。