社会人が受験勉強をはじめるには?効率的な受験勉強や試験ルート解説

大学受験もなんのその! 社会人から目指せる方法

↓ 本記事の内容をざっくり8分で解説しています ↓

学歴取得や学び直しなどを理由に、社会人になってから大学受験を目指す人もいます。社会人は仕事などで忙しいため、受験勉強の時間が確保できず大学受験は無理ではないかと考える人も多いでしょう。社会人でも大学受験を成功させる方法はあります。

今回は、社会人が大学受験を目指す際の受験ルートから、勉強や対策方法、さらに社会人の大学受験を有利にするポイントについてご紹介します。社会人になってはじめて大学受験に挑戦する人も、ぜひ参考にしてください。

社会人から大学を目指せる5つのルート

マークシート用紙に記入する女性

社会人が大学の入学と卒業を目指す場合、以下の5つのルートがあります。

  • 一般入試を受験する
  • 総合型選抜(AO入試)を受験する
  • 社会人入試を受験する
  • 大学編入制度を利用する
  • 通信制大学へ入学する

それぞれのルートの特徴や条件について解説します。

一般入試を受験する

高校生や浪人生が受験する一般入試は、社会人も受験可能です。一般入試に合格すれば大学へ入学できます。一般入試は国公立、私立の多くの大学や学部、学科が選択肢になります。自分が学びたい大学や学部、学科が一般入試のみ実施している場合も、一般入試での受験が必須です。

大学の選択肢が増える一方で、受験勉強の負担が大きくなるデメリットがあります。特に社会人は、仕事と受験勉強を上手に両立しないと、一般入試での大学合格は難しいでしょう。

総合型選抜(AO入試)を受験する

総合型選抜(AO入試)を導入している大学も増えました。総合型選抜とは、ペーパーテストによる学力のみに頼らない入試形式です。簡単にいえば、大学の求めている学生像にマッチしているかを踏まえて、受験生の総合的な能力を見て判断されます。

総合型選抜は、社会人も受験可能です。総合型選抜には以下の特徴があります。

  • 1次選考(書類審査)と2次選考(小論文、面接、場合により学力審査)からなる
  • 併願可能
  • 誰でも受験可能
  • 出願が早く9月ごろに結果が出る
  • 興味関心や課外活動なども評価の対象となる

一般受験よりも受験勉強への負担は減る一方、個性や意欲などが評価対象とされます。

社会人入試を受験する

社会人入試とは、名前のとおり社会人の受験を対象とした入試形式です。仕事などで受験勉強をする時間の確保が難しい社会人でも、大学受験に挑戦しやすい内容となっています。入試内容は小論文や面接のみ、科目試験はあっても受験する学部に関係のある科目のみです。

社会人入試は、学力ではなく社会人としての実務経験や実績が判断されます。企業での勤務経験はもちろん、専業主婦としての経験を社会人経験として含める大学も多いです。一方でパートやアルバイトなどが社会人経験に含まれるかどうかは、大学によって判断が異なります。

社会人入試はメリットも多い一方、限られた大学や学部でしか実施されていません。募集人数も少ないため、社会人入試と一般入試の併願も考慮しつつ受験勉強を進めるのがおすすめです。

大学編入制度を利用する

大学編入試験情報が満載学歴によっては、大学編入制度を利用して大学へ入学することも可能です。大学編入制度とは、1年次ではなく2年次または3年次に大学へ入学し、所定の単位を取得して卒業する方法です。

大学卒や短大卒、大学中退などですでに取得している単位がある場合、単位を活かして大学への編入ができます。大学によっては、専門学校卒や専攻科卒でも編入を認めているところもあります。

一般入試やAO入試に比べると、編入を受け入れている大学や学部は少なく、年度によっても募集の有無が異なります。希望する大学や学部で編入を受け入れていないときや、編入学に必要な単位を取得していない場合には、ほかの受験ルートを選択しましょう。

通信制大学へ入学する

通学制ではなく、通信制の大学を利用して大学を卒業する方法です。通信制大学の場合、ほとんどが書類審査のみで入学できるため、受験勉強の負担は少なくなります。自宅での学習が中心のため、仕事をしながら大学卒業を目指したいときにも両立しやすいでしょう。

ただし、自宅でのレポートの作成とスクーリングによる対面授業を自分で計画的に進めていく必要があります。大学へはスクーリング以外で通学する必要がないため、大学生活を満喫したい人や、対面での講義を受けて単位を取得したい人にも向いていないでしょう。

【社会人試験サクセス】

<大学編入試験 合格体験談>

広島県 K・Kさん
音声で移動時間でも勉強ができ、学部の傾向を押さえて自宅学習のみで合格!

社会人になったものの、憧れの大学が頭から離れず、やはり大学でもっと学びたいと思い、編入試験に思い至りました。しかし対策については曖昧なままで、仕事をしつつ試験対策もとなると心配だったところ、志望学部別の合格セットを見つけました。

何をすべきかが俯瞰できて、対策の仕方が明確になりました。志望理由書最強ワークを進めていく中で、必要なトピックが徐々に集まり、少しの時間で作成することができました。そのおかげで論文の勉強時間を十分取れ、結果、仕事と試験対策を両立でき、とても助けられました。

結果合格することができ、このテキストがあったからこそ夢に近づいて感謝です。

社会人の大学受験の勉強方法

手紙を書く男性

社会人が仕事をしながら大学受験をする場合、限られた時間の中で効率よく勉強の時間を確保しなければいけません。社会人が大学受験の勉強をする方法には、以下の3つがあります。

  • 大学受験予備校や個別指導塾を利用する
  • オンライン予備校・塾を利用する
  • 独学で勉強する

それぞれの特徴やメリット、注意点を解説します。

大学受験予備校や個別指導塾を利用する

仕事の帰りや休日を利用し、大学受験予備校や個別指導塾に通って勉強する方法があります。メリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
・実践的な対策ができる
・受験や入試の情報が手に入る
・モチベーションを保ちやすい
・自分に合うレベルや形式を選べる
・費用がかかる
・通塾の必要がある

大手の予備校や個別指導塾は、大学受験に関するノウハウも多く持っています。講義だけでなく模試や対策講座なども行っているため、限られた時間を使って効率よく受験勉強ができます。

ほかの受験生と一緒に講義を聞いたり、自習室を利用したりすることでモチベーションも保ちやすいです。予備校や個別指導塾は、受験を目指す大学のレベルや自分の学力に合うところも選べるでしょう。

大手予備校や個別指導塾は、ほかの勉強方法よりも費用が高くなるのがデメリットです。また、通塾する必要があります。自宅や勤務先から近いところを選ぶなど、通いやすいところを選ぶのが重要です。

オンライン予備校・塾を利用する

オンライン環境を利用して、自宅などで受講できるオンライン予備校や塾を利用する方法もあります。メリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
・通学不要
・ライブ授業と映像授業を選べる
・空いている時間で効率よく勉強できる
・集中力が切れやすい
・通信環境に影響を受けやすい

オンライン予備校は自宅などでオンライン環境を利用して受講できます。通学の必要がないため、特に忙しい社会人の大学受験勉強の方法としては有効です。講師と双方向でやり取りができるライブ授業のほか、同じ授業を何度でも見られる映像授業もあります。

一方、自宅でオンライン授業を受ける場合、どうしても集中力が切れやすくなります。机の周りは勉強に必要なもの以外は置かないなどして、勉強に集中できる環境を整えましょう。通信状態が悪いと接続が切れる、音が遅延するなどにより受講にストレスを感じる場合があります。受講に必要な通信や機器のスペックなどを確認し、受信できる環境を整備しておきましょう。

独学で勉強する

予備校などを利用せず、独学で勉強する方法もあります。社会人が独学で受験勉強をする場合、以下のポイントを踏まえておきましょう。

  • 自分の学力のレベル
  • 志望大学合格に必要な学力
  • 受験に必要な勉強内容と量
  • 毎日確保できる勉強時間

独学で大学受験の勉強をするには、自分の学力と志望大学合格に必要な学力の差を埋めなければいけません。自分の学力を測るには、高校入試レベルの問題を解いてみるのが有効です。高校入試レベルの問題が解けなかった場合、中学レベルまで戻って基礎固めをする必要があります。

自分の学力と志望大学合格に必要な学力を知ったら、次に必要な勉強内容と量を踏まえて学習計画を立てます。必要な勉強内容は、志望校の過去問や出題傾向を調査しましょう。

最後に、毎日確保できる勉強時間を計算します。たとえば平日は朝1時間と帰宅後1時間で計2時間、休日は10時間勉強時間を確保できれば、週で30時間の勉強時間が得られます。

社会人の大学受験を有利にする対策方法

社会人の大学受験を有利にするには、以下の対策方法があります。

  • 入試形式を選ぶ
  • スケジュール管理をしっかりする
  • 入試科目を検討する

それぞれの詳細について解説します。

入試形式を選ぶ

社会人が大学受験を目指す際には、一般入試のほかAO入試、社会人入試も選択肢に含まれます。入試形式によっては受験対策の負担が少なくなるため、社会人でも大学受験へのハードルが低くなります。

一方、自分が志望する大学や学部によっては、一般入試のみしか受験形式が選べないところもあります。自分が大学を受験する目的や勉強したい内容を踏まえて、自分に有利な入試形式を選ぶのも有効です。

スケジュール管理をしっかりする

仕事をしながら大学受験をする場合、限られた時間の中で効率よく受験勉強をしていかなければいけません。出願日や入試日などの日程を確認しながら、計画的に受験勉強を行いましょう。ゴールを決め、そこまでに必要な受験勉強を進めていくのが重要です。

入試科目を検討する

一般入試で受験する場合、志望校の入試科目をしぼって勉強することになります。当然入試科目が少なければ少ないほど、対策する科目数は少なくなります。自分が勉強したい内容を踏まえて、入試科目についても検討してみましょう。

社会人で大学受験の勉強をはじめてみよう

社会人が大学受験をするルートや勉強方法、受験を有利にする対策方法を解説しました。社会人で大学受験を目指すなら、大学受験をする目的を踏まえて志望校を決め、スケジュールを立てて計画的に勉強を進めるのが重要です。一般入試のほか社会人入試などの情報を得て、有利に受験勉強を進め大学合格を目指しましょう。


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