実は穴場!看護・医療系の大学で資格取得を目指そう

看護・医療系の編入学志望者、実は〇〇している!

社会人になってからでも、看護師をはじめとして医療従事者に憧れを持つ方は多いのではないでしょうか。社会人の方でも、医療系の大学を目指すことは可能です。大学編入という選択肢は「社会経験をもとに、多くの人に生きることの価値を伝えていきたい!」「主婦業が落ち着いてきたから社会復帰したい!」という方々の強い味方になります。

ここでは、看護・医療系大学への編入を目指す受験生に向けて、編入の魅力をお伝えしていきます。

看護・医療系の大学編入志望者は多い?

ノートと暗記カード

多くの方は、自身のスキルアップや学歴アップを目的として編入学を目指す方が多いです。ところが、社会人の皆さんからは、忙しくて大学編入の受験対策が難しいというお声を聴きます。それでは、実際に看護・医療系の大学編入志望者はどのくらい多いのでしょうか。

編入学志望者は年々減っている!

実は、看護・医療系の大学への編入を志望する人は、年々減少傾向にあります。また編入するためには、4年制の大学・3年制の短期大学・3年制の看護師養成所のいずれかを卒業するという条件も必要になります。この条件を満たすためには費用がかかることもあり大学編入志望者が減少傾向になっている理由の一つとなっています。

環境などで断念するケースも

大学編入試験情報が満載学費は公立と私立で大きく異なり、特に私立の4年制大学では、700万円以上かかる学校もあるので、費用の面で断念する方も多くいらっしゃいます。ただ、そのような場合には奨学金制度を利用すると高い学費の負担を減らすことができるので、視野に入れてきましょう。

通学環境も、志望者が減少している要因となっています。自宅から遠い場所にある大学しかない場合、通い続けることが難しく負担が大きくなることから大学編入を断念するケースがあります。

子供がいる家庭の場合、家事や育児・仕事などをこなしながら大学へ通う必要があるので、なかなか時間を作ることができないことで諦めてしまう方も多いです。

しかし看護・医療系の仕事に携わりたいと希望する方の多くは、信念と計画性をもって、仕事と家事と勉強の両立を図っています。看護・医療系の大学へ通うメリットは、それだけ大きいということです。

減少傾向にある今がチャンス!

大学編入をすれば、研究職や大学の講師など、看護師以外にも、幅広いキャリアアップを目指すことが可能になります。大学を卒業することで、給料や昇給の面でも優遇されることもあります。

患者さんの気持ちになって考えることができる共感力がある方、夜勤があったり、患者さんを介護する肉体労働もあるので、体力に自信がある方が向いています。大学編入志望者が減少傾向にある今、自分自身の現状について総合的に考えて、看護・医療系の大学編入を視野に入れていきましょう。

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社会人から大学編入に挑戦される方に、効率の良い勉強法や準備するもの、社会人だからこそのメリットを解説しています。

看護・医療系学部の魅力は?

カルテに乗る聴診器と体温計

看護・医療系の大学には、総合大学と医学大学の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。総合大学の場合、教養科目の選択肢が多いことが特徴です。一方、医療大学は、医学に携わりたいという信念をもった学生が多く通う場です。医療に特化した教育を実施しているので、卒業後のキャリアを支援するプログラムについても、すべてが医療に通じるものになっていることが多く、将来のスキルアップに繋げることができます。

それでは、看護・医療系学部の特徴や魅力を具体的に見ていきましょう。

実習を通して実践的に学べる

医療従事者になるには定められた学科を学ぶだけではなく、実習も受ける必要があります。実習の内容は、学校によって異なります。

例えば4年制大学の場合、1年次から4年次にかけて段階的に行われます。実際の現場では人の生死を扱うことから指導者が厳しいといった声がよくあがりますが、そのような場合でも冷静に対処することができる精神力などを鍛えることができます。 

附属病院がある大学では、大学病院が近くにあるので実習に通いやすいといったメリットがあります。一方附属病院のない大学の場合は、様々な病院で実習を行うことになります。実習先は自宅から遠くなってしまうこともありますが、病院によって指導の方法が異なるので、その場に応じた臨機応変な対応を身につけることができます。

専門科目が多岐にわたっている

身体のしくみや健康及び病気に関する観察力・判断力を高めるための勉強をするために、看護の専門科目には、様々なものがあります。ここではそのごく一部を紹介します。

看護基礎科学 看護に関連する学問領域(解剖学、生理学、心理学など)の知識を統合し看護の視点・考え方などを学習する。
看護教育学 看護職者の育成に関わる教育制度、教育課程、教育方法等について、歴史や現状、課題等も含めて幅広く学ぶ。
看護管理学 看護管理の基本を理解し、効率よく良質なケアをするための必要な知識を身につける。
感染管理学 医療システムのどこに感染リスクが潜んでいるかを検討し、感染防止効果が確認された方法を行うための知識と技術を習得する。
成人看護学 成人期の対象者の特徴や健康問題などを総合的に学べる。  
小児看護学 子どもの成長・発達と健康増進に必要な看護実践を学び、尊厳と安全・安楽を守りながら、個別性に応じた適切な看護実践を行うための基礎的な知識や技術を学習を行う。
母性看護学 女性のライフサイクル各期の健康課題と支援を学ぶ。

取れる資格が豊富!

ファイルを持つ笑顔の看護師

看護・医療系学部で資格を取ることで得られるメリットは次の通りです。

  • 医療現場は常に人手不足であり、倒産することも少ないため安定している
  • 資格取得することで、手に職をつけることができるので転職しやすい
  • 学歴アップ&キャリアアップできる・将来の選択肢が増える
  • 4年生の大学の場合、卒業と同時に保健師と助産師の国家試験の受験資格を得られる

それでは、具体的にどのような資格があるのでしょうか。人気の資格を見てみましょう。

 看護師

看護・医療系学部と言えば、まず思い浮かぶのは看護師でしょう。看護師は、医療チームの一員として患者のケアや、診療の補助などを行います。病院や診療所の他にも、福祉施設、教育施設、企業の健康管理室など、働ける場所が幅広くあります。ケガや病気に対するケアだけではなく、患者やその家族の支えになる心のケアも大切な役割の一つとなっています。

准看護師

准看護師も看護師と同様に患者の体と心のケアを行います。看護師は国家資格であることに対して、准看護師は都道府県が実施する試験を受けて取得する免許であることが、異なる点となっています。医療現場で行う業務に大きな違いはありませんが、医師や看護師の指示に従ってその業務を行うことになります。

保健師

保健師になるには、看護師免許に加えて所定の保健師養成課程を修了し、保健師国家試験に合格する必要があります。保健師の資格を取得することで、行政保健師や産業保健師・学校保健師など、病院に限らず幅広いジャンルで働けます。

行政保健師は、都道府県・市町村の保健所や地域の保健センターなどで保険行政に従事する役割があります。産業保健師は、企業において働く人の健康を管理する保健師になります。学校保健師は、学校に通う生徒や教職員の健康管理や健康維持を担います。

助産師

助産師は、出産に立ち会って赤ちゃんを取り上げるだけではなく、妊婦の健康管理、食事・運動の指導、出産後の体調管理、乳児指導など、出産後育児に至るまで指導を行うやりがいのある仕事です。助産師の主な働き先は、産科もしくは産婦人科になります。

産科や産婦人科は全国に数多く存在するので、就職しやすい環境にあります。

キャリアアップを目指せる資格も

上記の資格の他に、高度な専門知識や技術が必要になる資格も存在します。

認定看護師

認定看護師は高水準の看護実践能力を身に付けられる他、看護師への指導や相談業務ができるようになる、とてもやりがいがある職種になります。

専門看護師

専門看護師は、複雑で解決困難な症状を持つ患者さんに対して、高水準で効率的な看護を行う看護師を指します。認定看護師以上の知識を持ち合わせているので、看護の世界で幅広く活躍することができます。

看護・医療系の大学で可能性を広げよう

いかがでしたか。大学編入試験サクセスでは、大学編入の志望理由書作成・論文対策に役立つワークを揃えています。学部別に傾向を抑えた内容なので、効率よく必要なスキルを身につけることが可能です。

資格も多くある看護・医療系学部に編入すれば、スキルアップが実現できます。自分が将来どんな人間になりたいのか、何を成したいのかを整理しながら、受験対策を始めていきましょう。


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