働きながら通える専門学校を解説!夜間と通信制のどちらがおすすめ?

夜間 or 通信制 それぞれの魅力をチェック

↓ 本記事の内容をざっくり4分で解説しています ↓

社会に出て働くと、本当に自分がやりたかった仕事や、さらにキャリアアップを目指したくなることはよくあります。そのようなときに役立つのが、専門学校です。働きながら通える専門学校として夜間が、自宅で学べる専門学校として通信制があります。

今回は夜間と通信制の専門学校をご紹介します。それぞれのメリット・デメリットや学校の選び方などについて説明していますので、参考にしてください。

働きながら専門学校へ通う方法

パンフレットを見てサイトにアクセスする

資格を取得する場合、専門学校へ通うのが一般的です。昼間は働いているので通えないという人は、夜間の専門学校や通信制を選ぶことになります。

まず夜間と通信制の違いを知ってもらいます。そして両者のメリット・デメリットを踏まえた上で、専門学校の選び方について説明していきます。

夜間と通信制は何が違うか?

両者の違いを簡単にいうなら、夜間の専門学校は夜間に授業が行なわれ、通信制の専門学校は自宅で勉強できるということです。

夜間と通信制の専門学校それぞれについて特徴をわかりやすく一覧表にしますので、ポイント別に比較してみてください。

比較のポイント夜間の専門学校通信制の専門学校
授業時間18時~21時30分自分で時間を決めて学習
カリキュラム2~3コマ(1日)、週5日スクーリング、メディア授業
修業年限2年が多い(3年・4年制もあり)3年が多い(2年もあり)
取得できる資格教育関係、社会福祉関係、医療関係、衛生関係、工業関係、商業実務関係など多数実技や実習が必須の資格取得は難しい
学費昼間部より安い夜間部より安い
就職率高い高い(資格取得が条件)
入学試験AO、推薦、一般入試など書類審査、面接など

夜間の場合、授業時間やカリキュラムなどは各学校により違ってきます。また通信制の場合、学校によって入学試験の有無は違ってきます。筆記試験を設けている学校もあるので事前に確認してください。

夜間と通信制のメリット・デメリット

違いがわかったところで、次はそれぞれのメリットとデメリットについて説明します。個人の環境や事情などによってメリット・デメリットは違ってきますので、その点を留意して参考にしてください。

夜間の専門学校

夜間のメリットは働く時間と学ぶ時間が両立できることです。働きながら夜間に通うのは強い意志が必要で、それができないと両立はデメリットになります。とくに育児中の主婦などにとってのメリットは大きいでしょう。

友人や仕事関係のお付き合いができなくなるのはデメリットです。昼間の仕事を終えて夜は専門学校に通うことになるので、週末や祝日以外は自由な時間が取れません。ただし、同じ志を持つ仲間と知り合いになれる点はメリットです。

昼間働いて夜間は勉強というのはかなりハードなスケジュールなので、体調管理が必要になります。体調管理が難しいというのもデメリットです。

基本的にウィークデイの授業ですが、補習授業が週末や休日に行なわれることがあります。週末や休日は家族とゆっくり過ごしたいという人にとっては、この点もデメリットになるでしょう。

デメリットばかりのようですが、それだけ仕事と学ぶ時間の両立はハードです。両立ができる人にとっては、学費が昼間部より安く、資格が取得でき、資格を活かした就職ができるというのが何よりのメリットです。

通信制の専門学校

通信制のメリットは時間を自分で自由に使えることです。ただし、自分で勉強時間を管理できない場合はそれがデメリットになります。

専門学校によってはオンライン授業が取り入れられており、対面授業と同じ環境で学習できるのはメリットです。育児や家事で家をあけられない主婦にとってはありがたいでしょう。

働く時間が不定期だったり健康に不安があったりする人にとって、ライフスタイルに合わせて学習できるのはメリットになります。体調が悪い日は休み、体調のよい日に集中的に学ぶといったカリキュラムを自由に組めます。

一番のデメリットは1人で学ぶので、仲間が作れないという点です。同じ志を持つ仲間がいればサポートし合ったり、励まし合ったりできます。

また実技や実習を伴う資格の場合、経験不足になります。スクーリングでカバーする場合もありますが、アルバイトなどで実習を積むなどの努力が必要になります。

夜間・通信制の専門学校の選び方

夜間や通信制の専門学校を選ぶポイントは、おもに4つあります。これらのポイントを頭に入れて、実際に選ぶときは各学校のホームページ、パンフレットなどを参照しましょう。またオープンキャンパスに参加して自分の目で確かめることが重要です。

選ぶポイントポイントの中身
学ぶ目的専門学校で何を学ぶのか、何の資格が必要なのかを明確にする。
実習時間実習は実習先の施設の営業時間内にセッティングされ、日中に行われることが多い。働きながら参加できるか確認する(とくに保育士や医療系)。
就職先就職先やアルバイト先を学校が斡旋してくれるか確認する。
称号の取得卒業時に専門士の称号が得られるか確認する。

4つのポイントでとくに重要なのが「学ぶ目的」です。働きながら学ぶ夜間や通信制はスケジュールがハードで、自己管理をしっかりやる必要があります。学ぶ目的をしっかり持っていないと、挫折する恐れが高くなります。

専門士の称号は修業年限が2年以上で、総授業時間数が1,700単位時間(62単位)以上でないと取得できません。

夜間と通信制におすすめの分野とは

看護専門学校入試情報が満載専門学校は8つの分野にわかれています。夜間部の分野は昼間部とほぼ同じですが、通信制は数が少ないので学びたい分野があるか事前に確かめておく必要があります。

平成30年の文部科学省の統計によると、「工業分野」は6年連続で生徒の数が増加、「商業実務分野」は4年連続で増加、「文化・教養分野」は7年連続で増加、「服飾・家政分野」は3年連続で増加しています。

生徒数の増加が人気の分野であるとは一概にいえません。しかし、これらの分野に社会的なニーズがあるとはいえます。これは昼間部のデータですが、夜間や通信制を選ぶときの目安にしてください。

参考までに夜間部でおすすめの業種別分野をご紹介しておきます。

業種別分野職業
文化教養系税理士、会計士、ホテル、ブライダルなど
美容系美容師、エステ、ネイル、メイクなど
情報系WEB、コンピューター、ビジネス、情報処理など
教育福祉系医療、看護、福祉、歯科、マッサージなど
芸術系ファッション、デザイン、アニメ、ゲームなど

なお、実習の多い分野(栄養士など)はカリキュラムの都合上、夜間や通信制のない場合があるので事前に確かめてください。

夜間・通信制で気をつけるポイント

通勤する男性

働きながら夜間や通信制の専門学校で学ぶ場合、心ならずも中退してしまうケースは多々あります。挫折してしまう理由にはどんなものがあるのでしょう。対策も含めて説明します。

専門学校を挫折する理由とは?

一般的に専門学校を中退する理由で多いのは、選択のミスマッチです。自分がやりたい分野ではない学校を選んでしまうと、授業に興味が持てなくなることがあります。

夜間の場合、昼間は働きながら、という条件が加わるのでスケジュールがハードです。働きながら&通学という両立ができなくなる恐れがあります。

通信制の場合は自分で学習スケジュールを立て、自発的に学ばなければなりません。挫折の理由で最も多いのが、自己管理できない、というものです。

専門学校の区分挫折する理由挫折を防ぐ対策
夜間ミスマッチでやる気がなくなる 残業で授業に出られない目標をしっかり決める 余暇を上手に組み合わせる
通信制ミスマッチでやる気がなくなる 自主学習できなくて遊んでしまう目標をしっかり決める 無理なスケジュールを組まない

仕事と通学の両立がハードなのが夜間の専門学校ですが、余暇を上手にスケジューリングして息抜きの時間を設けることが大事です。

夜間の1日のスケジュール

挫折を防ぐためには、昼間働いて夜間に学ぶ1日のスケジュールを把握しておくことが大事です。

一般的なスケジュールの一例ですが、各学校や通勤・通学時間などによって時間配分などは違ってきます。だいたいの目安として参考にしてください。

時間帯事柄補足説明
6時30分起床朝食のほか、掃除や洗濯などを行う。
8時30分仕事開始同僚や上司に夜間の学校に通っていることを伝えておくのがポイント。残業への配慮をしてもらう。
17時仕事終了学校へ向かう途中で軽く食事をとり、授業内容をチェックしておく。
18時授業開始2コマから3コマが一般的。
21時30分授業終了不明な点や出された課題などについて講師に質問。仲間との語らい、お互いのサポートなど。
22時帰宅夜食と風呂。出された課題をこなす。
0時30分就寝1日の区切りをつけて休む。

夜間の場合、授業は18時~21時30分、2~3コマというのが一般的です。住居と勤務先、勤務先と専門学校の距離によって時間配分は異なります。

通信制の場合は、自分のライフスタイルに合わせて夜間や昼間部のスケジュールを参考にスケジュールを組み立ててください。

夜間・通信制を利用して働きながら資格を取得しよう

専門学校の夜間と通信制についてご紹介してきました。働きながら学びたい、キャリアアップのために資格を取得したい、手に職をつけたいという社会人や主婦のために、役立つ情報ばかりです。

働きながら学ぶというのはハードです。やりたい分野をしっかり見定めれば、多少の苦労は乗り越えられます。資格取得のため、自分の将来を切り開くために、ぜひ夜間・通信制の専門学校へトライしてみてください。