職業訓練4つのメリット!転職や再就職にも有利

メンタルも変えてくれる!?職業訓練4つのメリット

転職活動に向けて、資格取得のための学校に通って勉強する方法もそのひとつですが、学費がかなりかかるのが難点でしょう。一方で独学や通信教育であれば費用を抑えることはできますが、わからないことがあっても質問できなかったり、ジャンルによっては実習が必要であれば、独学では学びづらいこともあります。

しかし職業訓練の制度を活用することで様々なメリットがあります。ここでは職業訓練の制度を活用した場合の4つのメリットについて具体的にご説明します。

職業訓練で得られる4つのメリット

奥に3と書かれたマグカップ手前にサングラスと目覚まし時計

職業訓練とは、求職中の人が就職に必要な知識やスキルを身につけるための公的な支援制度です。職業訓練はハローワークで求職活動をしている人が対象であるため、受講の申込みはハローワークで行います。

職業訓練では、金銭的な支援や転職に向けた支援が受けられることが大きな特徴です。ここからは、職業訓練の受講で得られるメリットを、大きく4つのカテゴリに分けて紹介していきます。

  1. 金銭的な負担が軽減できる
  2. 失業時の収入確保や手続き代行
  3. 再就職の準備ができる
  4. 前向きな気持ちになれる

メリット1. 金銭的な負担が軽減できる

札束の上に豚の置物

職業訓練の制度を利用すると、学費が少なくて済むことや各種手当が支給されることで、金銭的な負担がかなり抑えられるのが大きなメリットです。

自己負担額が少ない

資格取得や新たなスキルの取得を目指そうとすると、専門学校へ通う方法が一般的です。例えば保育士を目指すために学校へ通う場合、令和3年度の学生・生徒納付金調査によると、保育・教育関係の昼間部にかかる学費の平均は、年間約114万9,000円です。2年間通学することを考えると、200万円以上はかかる計算になります。

一方で職業訓練の場合は自己負担が基本的に教科書・教材費のみです。選択するコースによりますが、5〜10万円程度で済むため自己負担額は大きく異なります。

職業訓練受講給付金がもらえる

職業訓練は平日に1日中受講するため、あまり働くことができません。転職までの準備に向けて貯金をしているとしても、やはり通学期間の生活費は気になるところです。

しかし、ハローワークに求職の申し込みを行い雇用保険を受給していない方は、職業訓練を受けながら職業訓練受講給付金を受けることができます。

給付項目給付金額
職業訓練受講給付金月額10万円
通所手当通所方法により支給額が異なります(月額上限:42,500円) ・公共交通期間などの利用:1か月の運賃相当額 ・自動車などを利用する場合は以下の通り   片道10km未満:3,690円 片道10km以上:5,850円 (厚生労働大臣の定める地域に居住する者で片道15km以上:8,010円)

職業訓練受講給付金を受けるには、以下のすべての要件を満たしている必要があります。

受給要件に関する項目受給に必要な条件
本人収入月に8万円以下
世帯全体の収入月に25万円以下
世帯全体の金融資産300万円以下
不動産現在住んでいる所以外に土地・建物を所有していない
現在の受講状況すべての訓練実施日に出席している
世帯の受講状況世帯の中で給付金を受給して訓練を受けている人がいない
過去の受講状況過去3年以内に不正行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない

自分だけではなく、同じ世帯にいる人に関することも受給要件に含まれているため、注意が必要です。上記以外にも細かな条件がありますので、ハローワークで確認しておきましょう。

当ブログでは、職業訓練校を受験するにあたって、最小投資で志望校の傾向に合わせた対策ができる「志望校別・合格レベル問題集」を取り扱っています。各学校の受験生からの生の声をもとに傾向を合わせているので「仕事と両立しやすかった!」「無駄なく効率よく対策できた!」とご好評いただいています。試験官に刺さるオリジナリティ溢れる願書を最短3日で作成できる「願書最強ワーク」も併せてご活用ください。

メリット2. 失業時の収入確保や手続き代行

デニムのポケットにスパナとjob searchと書かれた紙

失業手当が受給されることが確定している場合は、公共職業訓練を受ける際にメリットがあります。

受講中に失業保険が支給される

失業保険の給付を受けている間に職業訓練を受けられるのが大きなメリットとなり、受講や転職活動を行なっている間の生活への不安が軽減されます。失業手当の受給期間についても、職業訓練を受けている間は失業手当の受給期間が訓練期間の終了まで延長される場合もあります。ただし受給残日数などの条件があるため、詳しくはハローワークにご確認ください。

会社都合による退職であればすぐに失業保険の支給が開始されますが、自己都合の場合は3か月の給付制限がかかり無収入の期間が生まれます。しかし給付制限期間中でも職業訓練を開始すれば給付制限は解除されるため、すぐに失業手当が受給されます。職業訓練の開始までに面接などを経なければなりませんが、それでも早めに受給できるのは大きなメリットです。

受給手続きを代行してくれる

前職で雇用保険に加入していた場合は、退職してから次の仕事に勤める間に失業手当が支給されます。しかし支給にあたっての手続きは1回で終わらず、定期的に手続きを行う必要があります。

失業保険を受給するためには、毎月定められた失業認定日にハローワークへ出向き、職員と面談をして就職活動の状況などの報告が必要です。もし認定日にハローワークへ行かないと、失業手当の給付が遅れてしまいます。

しかし公共職業訓練を受講すると、就職活動を行なっていることと同様とみなされます。そのため失業認定日には訓練校が失業保険の受給手続きを代行するため、受講中はハローワークに行かなくて済みます。

メリット3. 再就職の準備ができる

Careerと書かれたオレンジ色の看板

転職活動の支援が行われる

ハローワークを通じて職業訓練の申し込みを行いますが、受講修了後も面接などを通じて転職に向けた支援が行われることがあります。もちろん、ハローワークの支援と並行して自ら求人サイトなどで仕事を探すことも可能です。

職業訓練コースの中には求人の傾向や求人票の見方といった、仕事の探し方にまつわる授業や、履歴書の書き方や面接での対応など、転職活動に役立つカリキュラムが含まれている場合もあります。

さまざまなスキルが身につく

転職にあたっては、多くのスキルを身につけると有利に働きます。職業訓練の制度を利用すると自己負担額が少ないため、複数のコースを受講したいところですが、同時に複数のコースを受講することはできません。

しかし中にはひとつのコースを受講する中で、複数の資格を取得することができるものもあります。例えば、ある職業訓練校で実施されている「ビジネスパソコン基礎科」というコースでは、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)やパソコン技能検定II種試験​​といったパソコン関連の資格だけではなく、秘書技能検定の取得も目指すことができるカリキュラムが組まれています。

メリット4. 前向きな気持ちになれる

職業訓練は平日の朝から夕方まで学校で行われますが、毎日きちんと通学することによるメリットもあります。

生活リズムが整えられる

取りたい資格によっては、学校に通わずに通信教育や自習によって勉強することは可能です。しかし、自宅で誰とも会わずに1人で勉強したりいつでも勉強ができたりする環境では、モチベーションを保ち続けるのはかなり難しいでしょう。またどうしても生活リズムが不規則になりがちとなるかもしれません。

職業訓練期間中は欠席をすると、病院の領収書や交通機関の遅延証明書などの各種証明書が必要です。理由なく欠席した場合、通所手当や失業手当が減額される可能性があります。そのため、毎日きちんと出席する必要があり、結果として規則正しい生活を送ることができます。

同じ環境にある人と話せる

職業訓練校に通うことで、他の人も自分と同じように就職・転職活動を行なっているということが実感できます。同じように転職活動を行なっている方と知り合うことができ親しくなれば、転職に対する不安が軽減されたり転職に関する情報を交換したりできるでしょう。

職業訓練校は大学や専門学校などとは異なり、受講者の年代や受講する理由はまちまちです。そのため、会社に勤めているときには会うことが少なかった方と知り合える点も、職業訓練校に通うメリットです。

職業訓練は新しい業種で勤めることを前提として学んでいるため、前職は人によって異なります。さまざまな職歴を持つ方々と情報を共有することで、これまでの働き方を見直したり仕事に対する新しい考えを得たりすることができるかもしれません。

転職活動中こそ職業訓練制度を活用すべし

職業訓練は自己負担を少なくして受講できるのが何よりのメリットです。今回の記事を元に、職業訓練を通じて資格取得や新たなスキルの獲得を目指してみてください。

職業訓練校を受験することが決まれば、以下の記事で対策を進めましょう。求職者が、受講料無料でさまざまな技能や技術を習得できる職業訓練は、大変注目を集めています。選考試験に合格するために、職業訓練の倍率、試験内容やその難易度、試験対策を解説しています。


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